All-in-One型ローカル5G基地局装置「Eagle WAVE™ L5G-Aio」の販売開始
日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太口 努)は、All-in-One型ローカル5G基地局装置「Eagle WAVE™ L5G-Aio」の販売を開始いたしました。
概要
ローカル5Gに対しては製造業、農業、医療、大学、鉄道、道路、空港、電力など幅広いニーズがあり、特にビジネスクリティカル、ミッションクリティカルなユースケースに不可欠な自営無線通信ネットワークとして期待が高まっています。
一方でローカル5Gには、制度面、投資コスト、ユースケース、技術難易性など、様々な課題が顕在化しており、さらなる普及のためにはそれら課題の解決が不可欠となっています。
このたび日本電業工作が販売開始するEagle WAVE™ L5G-Aioは、これら課題のうち投資コストや技術難易性を解決するソリューションです。
Eagle WAVE™ L5G-Aioについて
Eagle WAVE™ L5G-Aioは、ローカル5GのSub-6周波数帯 n79に対応した基地局装置です。RU、DU、CU機能に加え、基本5Gコア機能も内蔵したAll-in-One(AiO)型製品です。外部5Gコア装置が不要となるため、従来の基地局装置と5Gコア装置が分離していた構成に比べて、ローカル5Gシステムの構築・運用・保守等の煩雑さが大きく改善されます。また、Eagle WAVE™ L5G-Aioとして基地局機能と5Gコア機能の接続性が担保されているため、高度な技術知識の求められる導入時の装置間接続検証なども不要となります。
加えて、外部5Gコア装置が不要なことから、設置面積、消費電力、装置間ケーブル、5Gコア用サーバーラックなどの削減、削除も可能です。
Eagle WAVE™ L5G-Aio はまた、All-in-One型として業界最大クラスの送信出力を備えており、高速・大容量かつ広範囲な無線エリアを容易に構築することが可能です。
本製品は2024年4月3日付けで工事設計認証を取得済みであり、日本電業工作の豊富なアンテナ製品ラインナップと組み合わせることで、屋外、屋内、都市部、郊外など様々な環境下でご利用いただけます。
また、Eagle WAVE™ L5G-Aioの装置監視システムとしてオンプレ型またはクラウド環境型の選択が可能であり、お客様の環境やニーズに合わせてフレキシブルな監視システム構成をとることが可能です。
EagleWAVE™ L5G-Aioの製品概要、主要諸元等は、以下の弊社Webサイトでご確認ください。
https://solutions.den-gyo.com/item_wss05-2-0
展示予定
本製品は、2024年6月19日(水)~21日(金)の会期で東京ビッグサイトにて開催される第36回ものづくりワールド東京において、東日本電信電話株式会社様の展示ブース(展示ホール:南1~2ホール、小間番号:S11-28)にて参考展示いたします。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、弊社Webサイトのお問い合わせメニューにてお受けいたします。